描画講座22
パイナップルの葉の彩色練習をしました。
全てを一度に彩色するのではなく、実部分と葉部分に分けて説明を受けています。
パイナップルの葉は白い粉を吹いたような葉の例題として、掠れを利用して描きます。白い絵具を掠れさせる方法と緑の絵具を掠れさせる方法で、表現の効果が異なります。
白い絵具と言っても、例えばチャイニーズホワイトとガッシュでは隠ぺい力が異なり、獲得できる表現が変わってきます。
ちなみにヴェラムは表面が滑らかなためか絵具が掠れずらく、この技法は紙に対して効果があります。
最近課題のためによくパイナップルを買っていますが、一見同じように見えても形も色もひとつとして同じものがありません。
初めは全体的に緑色でも、二、三日のうちに熟れてみるみる黄色くなっていきます。
なんとなくタコノキにも似ていますが、熟す速度も早く、より細かくて難しく感じます。
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