描画講座21
先週の宿題にパイナップルのデッサンをしました。彩色が終わらなかったので、また時間を見つけて挑戦したいと思います。
今週は引き続きパイナップルの葉を彩色する課題が出ています。白い粉をふいた葉の彩色方法について、画用紙の地色を活かす方法と、白い絵具を彩色する方法を学びました。
本来の講座では、基本的な葉の表面状態を練習してからパイナップルの課題に入りますが、私の講座の回数が限られているため省略されています。
この講座も、残すところあと4回となりました。
学長のヘレン・アレン先生は、ケンブリッジの博士課程で教育学を学んだそうです。どうりで教え方が論理的なわけだと納得しました。私がこれまで経験した教え方とはだいぶ異なります。
1つの作品に取りかかる前に、植物の構造や歴史的背景、他作家による例題などを調べて多角的な情報収集を行います。作品の完成度以上に、制作までのプロセスを重視していると感じます。
今日は植物に見られるヒボナッチ数列について学びました。その姿勢は、作家としてよりもむしろ研究者の姿勢に近いなと感じています。
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