キューガーデン
今日は調査と関係なく、ただ楽しむためにキューガーデンを訪れました。
実はキューのメンバーカードも財布と一緒に盗難に遭ったのですが、入口で事情を伝えるとすぐに入園できました。
園内は少しづつ秋の気配が感じられました。最高気温も22度なので少し肌寒いくらいです。シュウメイギクがあちらこちらで咲き始めており、ドングリやトチの実も大きく実っています。
特に温室の熱帯植物はダイナミックで生き生きしていて、いつ見ても元気をもらえます。
4年前に大きな実をつけていたタコノキは、何度か探しているものの見当たりませんでした。
新しく完成した温室に、Golden Lotus Bananaという面白い植物が花をつけていました。日本語に訳すとおそらく「黄金ハスバナナ」のような名前です。食べられると書いてあったので、どんな味なのかとても気になります。
食中植物には虫を捕らえる部分にたくさんの虫が入っていました。
驚くほど綺麗な模様の食中植物があるんだなと、たまにはタコノキ以外の植物も描いてみようかと思わせられます。
植物画学校の先生にもRHSショーの審査員にも、タコノキ以外の植物を描くようにと勧められてきました。個人的には狭い範囲を深く掘り下げたいと考えてきたのですが、たくさんの魅力的な植物を前にすると、いただいた助言は最もなように思えてきます。もっと広い範囲で植物を学習する必要があるのかもしれません。
日本であまり見ないタイプの植物に、どうしても目が釘付けになってしまいます。松ぼっくりやドングリひとつとっても、日本のものとは形が違っていてすごく気になります。
反対に何気ない日本の植物も、イギリス人にとっては珍しく魅力的に映るのかもしれないなと感じました。
0コメント